残像時代 中村靖日_blog

weblog by yasuhi nakamura

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【試写】映画『ブルーバレンタイン』

 
『映画の天才』試写会という、
各界でご活躍なさっている
才能ある人々が招かれる試写会があって。
縁あって、なぜか『役者の凡才』不肖中村靖日も
毎回お招きいただいてます。
小さくて素敵な
お気に入りのセレクトショップに
行くような感覚で、毎回が楽しみ。
主催の中井さん、石田さんに感謝です。
 
さて、今回の作品は
『ブルーバレンタイン』
 
bv_bus.jpg
 
 
 
公式サイトの予告篇を観た時
「『エターナル・サンシャイン』みたいな感じ?」
そう思ったけれど、まったくタイプの異なる作品です。
 
 
愛情の冷えきった夫婦の現在と、
2人が出逢った頃の熱い恋情の過去の日々とが、交錯する。
 
男女の…ディーンとシンディのなんという生々しさ。
 
きっと世界中のあちらこちらで、
どこにでもありふれた、男女の愛の始りと終焉。
 
けれどこの作品は
ありふれたラブ・ストーリー映画ではない。
 
 
ファーストシーンを観ながら感じたのは
「まるでジョン・カサヴェテスの
 監督作品を観てるかのようだ」
 
しかし、この映画の
デレク・シアンフランス監督は、
現在と過去のシーンの演出や撮影に
さりげなく、しかし緻密な『差異』を与えていて、
過去の歓びと現在の哀しみを巧みに描き分けている。
そこが、カサヴェテス作品とは決定的に異なる。
 
 
最も印象的だったシーンは
映画も後半に差し掛かり、
ディーンがナスの花を抱えて
シンディの両親が暮らす家の前に
初めて立った、その瞬間。
 
その瞬間から以降、
ラストシーンまでの15分間
ずっと、止めどなく、涙が溢れ続けた。
 
ささいなことで諍い、傷つけ合う哀切な現在の2人と、
恋が愛となり家族となっていく幸福な過去の2人とが交錯して
その果てに待つ結末は…
 
「歓びの時も、哀しみの時も、その命ある限り
 真心を尽くして愛することを誓いますか?」
 
美しく、醜く、優しく、哀しく、生々しい作品。
 
ありふれた男女をモティーフにした、
まったくありふれてないラブ・ストーリー。
 
bv_fireworks.jpg
 
 
ブルーバレンタイン
4月23日(土)公開です。
 
カップルや夫婦でのご鑑賞は、
あまり…オススメ…出来ない…かも?(笑)
いや、2人でだからこそ
色々と感じることも多い…かも?
お1人様や、男女を問わず友人同士で観れば
男と女、恋と愛と家族、そんなことについて
止めどなく思いを馳せたり、語り合ったり出来る
そんな素敵な映画です。
 
 
【2011/04/15(金) 13:21:59】
 
  1. 2011/04/18(月) 00:19:20|
  2. 感想
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  1. 2011/05/16(月) 22:05:09 |
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  1. 2011/05/16(月) 20:41:19 |
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  1. 2011/05/15(日) 22:52:52 |
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  1. 2011/05/12(木) 02:15:18 |
  2. |
  3. #
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靖日さんの映画評、とても素敵です。いかに観るべき価値のある映画なのかが伝わってきました。映画のシーンのセレクトも、センスのよさが感じられます。うっとりして、暫く眺めさせて頂きました。ちなみに、斎藤工さんもブログの中で「ブルーバレンタイン」に、深く感動した事を書かれていましたよ。靖日さんは感性が鋭く、言葉のセンスもとても素敵なので、映画がとっても観たくなります。次にご紹介頂ける映画を、楽しみにしております。
  1. 2011/05/11(水) 20:50:17 |
  2. URL |
  3. hakko #-
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  1. 2011/05/07(土) 09:51:22 |
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友達と観に行きます!(笑)

また映画レビュー楽しみにしてます。
  1. 2011/04/27(水) 14:23:19 |
  2. URL |
  3. メロン! #-
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  1. 2011/04/16(土) 18:20:41 |
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  1. 2011/04/16(土) 15:13:15 |
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  3. #
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(*^^)v

>「まるでジョン・カサヴェテスの監督作品を観てるかのようだ」

この一文だけで観に行くことを決めてしまいました。
愛情の冷えきった夫婦の物語と聞くと
「シェルたリング・スカイ」とか「バベル」なんてのを思い出してしまいますが、
この作品も身を切られるような切ないストーリーなんでしょうか?
でも靖日さんの文を読む限りでは、希望の灯りを感じることの出来るような作品みたいですね。

  1. 2011/04/15(金) 23:29:13 |
  2. URL |
  3. kou #-
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